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2010年04月27日

「罪というものはこういうふうにして認めさせられるのかなと恐ろしさを感じた」

「郵便不正で無罪の元会長「最初から石井一議員と厚労省に絞り聴取」」:イザ!
 検察の取り調べについて、「最初から石井一議員と厚労省の関与に絞って聴かれた。長期間の拘置で不眠症になって体調を崩していたこともあり、調書にサインしてしまった」としたうえで「罪というものはこういうふうにして認めさせられるのかなと恐ろしさを感じた」と振り返った。


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2010年04月18日

弁護士 Barl-Karthによる peace-loving 日記 可視化への疑問(山下幸夫先生へ)

2010-02-25 - 弁護士 Barl-Karthによる peace-loving 日記 可視化への疑問(山下幸夫先生へ)
現在の捜査構造はどうでしょうか?

 原告(捜査側)が自分の家に被告を閉じ込めているわけです。被告を自分の家に監禁した上で,「俺の家にある取調室に来い」と言われたら,行くしかないですよね。たとえ,原告から「俺の家の取調室に来るかどうか,あくまでも君の自由だよ」と言われても,被告は困ってしまうでしょう。

 原告は,「原告の家の中の<留置室>」に閉じ込められ,留置管理官の温情により,ご飯を食べ,時々たばこを吸わせてもらえるのです。そして,取調官から,なだめられたり,教訓を垂れられたり,褒められたりして,「請求原因事実を認めませんか? まぁ,強制ではないですけどね」と慇懃な調子で被告を尋問するわけです。

 これが,「現実の捜査の構造」です。このような捜査の構造を変えない限り,「取調を可視化」しても,余り意味がないことのように思えます。たとえ,「全面的可視化」であってもです。

 <「被告が原告の家の狭い一室にに20日間も閉じ込められていること」そのこと自体が拷問です。拷問した上で,金玉を抜かれた被告が,しおらしい顔をして,取調室で任意を自白する。>それが,可視化なのではないでしょうか? 少なくとも,代用監獄を廃止しないで取調を可視化しても百害あって一利なしだろうと思います。

 もちろん私の考え方が,理想的に過ぎることは自覚しています。

 可視化に賛成の方,私の意見を批判してください。


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2010年03月27日

足利事件:菅家さん無罪 第三者機関で検証を−−京都弁護士会長が声明 /京都 - 毎日jp(毎日新聞)

足利事件:菅家さん無罪 第三者機関で検証を−−京都弁護士会長が声明 /京都 - 毎日jp(毎日新聞)
足利事件の再審で、いったん無期懲役刑が確定した菅家利和さんに無罪が言い渡されたことを受け、京都弁護士会(村井豊明会長)は26日、警察や裁判所から独立した第三者機関を設置し、冤罪(えんざい)が起きた過程を検証するよう国に求める会長声明を発表した。


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2010年03月17日

decision:取り調べDVDの開示命令: Matimulog

decision:取り調べDVDの開示命令: Matimulog
このうち特に争いがあったのは、(4)であり、検察官は後任の弁護人に引き継ぐ場合も一旦消去せよと主張し、弁護人は再審請求のことも考えて消去しないで保管させるべきだとした。

裁判所は、事件が強姦致傷で被害者の氏名も述べられていること、調書にくらべてビデオはインパクトが大きいことから、その内容が外部に流出した場合は被告人や事件関係者らのプライバシーが著しく侵害されるし回復も困難だと指摘し、またデジタルデータであることから流出の可能性も大きいことを指摘し、主文の通り、弁護活動終了後で他の弁護士が引き継がない場合の消去義務を設定した。

特に流出の危険については以下のように述べられている。


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2010年02月17日

明石歩道橋事故、取り調べ全面可視化 検察官役の弁護士方針

NIKKEI NET(日経ネット):社会ニュース−内外の事件・事故や社会問題から話題のニュースまで
 元兵庫県警明石署副署長の強制起訴が決まった同県明石市の花火大会事故で、検察官役を務める弁護士が今後の元副署長らへの取り調べの全過程を録音・録画(可視化)する方針であることが16日、神戸地検関係者や県弁護士会関係者への取材で分かった。  取り調べの一部を可視化する試みは始まっているが、全面可視化が実現すれば初めてのケースとなる。

「3人が所属する県弁護士会は昨年12月、「直ちに取り調べの全過程の可視化を求める」とする会長声明を発表している。」、そうです。

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2010年01月23日

密室での取り調べ状況が争点になると、裁判の長期化・複雑化が避けられない

富山・強姦冤罪事件:国賠訴訟 取り調べ可視化へ、弁護団が署名活動 /富山(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
 県警による強姦冤罪事件の国家賠償請求訴訟弁護団が21日、取り調べの可視化を求め、JR富山駅前で署名活動を行った。
 この日、富山地裁であった同訴訟第3回口頭弁論に合わせ実施。弁護団の奥村回弁護士のほか、原告の柳原浩さんや支援者ら計約10人が参加し、通行人に協力を呼びかけた。
 弁護団は「密室での取り調べ状況が争点になると、裁判の長期化・複雑化が避けられない」などとして、事後に検証できるよう取り調べの全過程の録画を主張。柳原さんも「無実の罪による冤罪をなくすため、可視化が必要」と訴えていた。
 署名は全国で実施。今後とりまとめて衆参両院議長に送る。【小林祥晃】

1月22日朝刊


 裁判の長期化というのは、国家の財政を無駄に使うことになり、えん罪が確定すれば、さらに賠償という負担も生じそうです。


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そもそも、捜査というものはその程度の軽いものなのか、という不信感を抱かれかねないでしょう。

弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」■[刑事事件]菅家さん否認「虚偽と思った」=元検事、謝罪はせず−足利事件再審公判・宇都宮地裁
今後、国家賠償請求訴訟が提起されることも予想されますから、謝罪せず、当時の証拠関係では起訴には正当性があった、ということを強調する戦術なのかもしれませんね。検事正や県警本部長は謝罪していましたが、当時の捜査には関与しておらず、謝る役と突っ張る役を分けて、役割分担している可能性もありそうです。

そういった卑しい思惑があるのかもしれませんが、ここまで決定的に間違えておいて、大変深刻に受け止めている、程度でお茶を濁して終わらせようとしても、とて国民の納得が得られるはずがなく、そもそも、捜査というものはその程度の軽いものなのか、という不信感を抱かれかねないでしょう。

 今朝の北陸中日新聞では事件面の(こんな呼び方があるのか知りませんが、テレビ番組欄の裏側です。)のトップに、黒字の白抜きのタイトルで、「元検事、菅家さんに謝罪せず」と出ていましたが、「深刻に受け止めている」というような元検事の言葉には触れていませんでした。


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2010年01月18日

asahi.com(朝日新聞社):石川議員の弁護士、取り調べの可視化申し入れ - 社会

asahi.com(朝日新聞社):石川議員の弁護士、取り調べの可視化申し入れ - 社会
2010年1月17日21時5分
小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体の土地取引をめぐる事件で、逮捕された衆院議員石川知裕(ともひろ)容疑者(36)の弁護人となった安田好弘弁護士らが17日、取り調べの全過程の録音・録画(可視化)などを求める申入書を、千葉景子法相や樋渡利秋検事総長らに提出した。

 取り調べは1日4時間以内▽少なくとも週2日休む▽黙秘権の尊重▽調書作成に際して弁護人と事前相談する機会を与える——なども求めた。


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2009年12月19日

真犯人が告発!! 富山冤罪事件に重大疑惑が浮上

テレビ朝日|ザ・スクープ

富山県氷見市。柳原浩さんは2002年1月と3月に発生した強姦、強姦未遂事件で
同年4月に誤認逮捕され2年間服役。その後、真犯人の逮捕で冤罪が証明された。
「伝えたいことがある」という真犯人のメッセージ…。
柳原さんは真犯人との面会を決意。そこで明らかになった衝撃の真実…
真犯人は柳原さん逮捕後にも、同じ氷見市内で次々と強姦、強姦未遂事件を
起こし続けたという。しかも極めて特徴的な同じ手口で…。



富山冤罪強姦事件・ざ・スクープ
富山冤罪強姦事件・ざ・スクープ posted by (C)hirono-hideki

 夕方に一通りビデオを観ました。かなり衝撃的な内容でしたが、ほとんど話題になることなく今まで知らなかったこと、たまたま偶然に知ったことなどを考えると複雑な気持ちになりました。
 国賠訴訟を起こしたことは知っていましたが、DNA鑑定を実施したはずの警察が、その事実をひた隠し、否認をしているとのこと、双方の弁護団か数の多さにも驚きました。
 しかし、なにより驚いたのは、冤罪被害者となった柳原さんの車でしょう。側面にも書いてあり、より目立ちそうでした。

柳原さんの車
柳原さんの車 posted by (C)hirono-hideki



 この公開ビデオ(このザ・スクープのホームページでビデオ配信をしていることは数年前から知っていました。)の存在を知るきっかけになったのは、たまたま古いブックマークを眺めていて、長野智子のブログを訪問したのがきっかけでした。2,3ヶ月前にもふと思い出してかなり久しぶりに同ブログを見たことはあったのですが、それ以来、すっかり忘れていました。
http://yaplog.jp/nagano/archive/494
長野智子ブログ・真犯人が前代未聞の告発
長野智子ブログ・真犯人が前代未聞の告発 posted by (C)hirono-hideki


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2009年11月20日

弁護団が千葉県警と千葉地検の取り調べの内容に違法性があると批判。事実関係の調査と改善を求める通告書を出した。

【市橋容疑者逮捕】弁護団が取り調べを批判、改善を要求 - MSN産経ニュース
英国人女性死体遺棄事件で、逮捕された市橋達也容疑者(30)の弁護団が19日、2度目の会見を開き、千葉県警と千葉地検の取り調べの内容などに違法性があると批判。同日付でそれぞれに事実関係の調査と改善を求める通告書を出したことを明らかにした。  弁護団によると、市橋容疑者は県警の捜査員に「(市橋容疑者の)姉の所にマスコミが取材が行ったのは、お前が黙っているからだ」、検事には「黙っているなら親が死刑になるべきだ」などと言われたことにについて触れ「(この質問は)許されるのか」などと弁護団に質問。弁護団が県警や地検に申し入れができることを伝えると「お願いします」と頼んだという。  市橋容疑者は、取り調べのやり取りを弁護団が差し入れたノートに詳細に記述しており、弁護団は「特に、家族のことに触れられるのを気にしているようだ」と話している。

 2年半逃げ回り、逮捕されても何も話さず、それも権利なのかもしれません。身に覚えがないのなら逃亡もあり得なかったはずですが、弁護団には手厚い支援と保護を受けているようです。司法において何が守られるべきなのかということを含めて、考えさせられるところがありますが、市民感情を逆撫でし、刑事弁護への信頼も損ねるような気がします。
 弁護士が理解しがたい点においては、光市母子殺害事件の裁判における弁護団の取り組みに共通したものが感じられますが、いっそのこと弁護団の要求を全面的に受け入れ、否認のため嫌疑不十分で不起訴とし、釈放してみてはどうかという気もします。
 やはり金儲けの「広告塔」として、利用価値でもあるのでしょうか。親身に被疑者の利益を考えているとは、どう考えても理解に無理がありそうです。

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2009年11月14日

死亡記者、知事にも借金

「始まりは夜のスナックだった 鳥取・連続不審死」:イザ!
 女の知人らによると、女は約10年前に親族から引き継ぎ、別の場所でスナックを経営。古田さんとは約8年前にここで知り合った。16年5月に特急列車にひかれ死亡した読売新聞鳥取支局の男性記者=当時(42)=も常連客だった。  女が古田さんの自宅近くに引っ越した16年ごろ、経営が苦しくなり閉店。知人の1人は閉店の理由を「とにかく金遣いが荒かったから」と振り返る。  この知人によると、昨年2月に鳥取市郊外の山中で自殺した鳥取県警の40代の男性警察官も当時からなじみの客で、閉店した後も女の勤務先のスナックによく出入りしていたという。  ■死亡記者、知事にも借金  女は身長約150センチ、少し太めの体形だが、店ではひときわ若いホステスだった。「店の隅っこで2人きりになって、女の身の上話を聞かされて、その気になった人も多い」。女と同じスナックに勤めた別のホステスはこう証言する。  「子供ががんになった。一緒に暮らすのなら援助してほしい」。常連客の1人だった鳥取市内の男性(66)は約4年前、女からこう言われ、金を無心されたことがある。  女とはスナックで知り合い、しばらくして交際が始まった。店では5人の子供を抱え、生活に困窮していることなどを何度も聞かされており、男性は生活費や入院費として約500万円を渡した。  実際に女の子供が病気になったかどうか定かではないが、女はその後も「狭心症の手術が必要」などと言っては金銭的な援助を求めてきたという。  死亡した男性記者も交際中に女にせがまれ、1千万円近くを援助したとの話もある。知人らによると、この記者は同僚から借金を重ねただけでなく、取材対象だった当時の副知事の平井伸治知事からも金を借りたことがあった。  平井知事によると平成16年ごろ、この記者が自宅を突然訪れ、女と交際してトラブルになっていることなどを聞かされた。最初は「どうやって解決したらいいか」と助言を求められたが、話し込んでいるうちに「貸せるだけでいいから」と金を要求してきた。  「次の給料日には必ず返す」。そんな口約束で、手元にあった3万円を渡したが、その後も「20万円貸してほしい」と自宅を訪れたことがあったという。「女に相当入れ込んでいるようだった」。この記者はそれから半年後、鳥取市内で列車にひかれ死亡した。  ■捜査は長期化の様相
 こういうことが現実にあるのかと驚きました。新聞記者が副知事に借金をしてスナックの女に貢いでいたとは、警察官も含まれていますが、いずれも真実を見極め、追求するプロなのではないかと。

 鳥取と言えば、以前長距離トラックの仕事をしているとき、九州方面への運行でよく通過していましたが、ずいぶんと寂しいところです。雰囲気的に能登半島の富来あたりと似ていますが、確か近頃話題にもなっている「ゼロの焦点」という有名な小説は富来の厳門(能登金剛)が舞台であったような。

 まるでミステリー小説のようです。

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2009年11月13日

「市民感情が入れば、刑は重くなるに決まっている」と指摘

河北新報ニュース 佐々木被告「量刑妥当、文句ない」 宮城県初の裁判員裁判
 佐々木被告は「(指摘は)確かにそうだと思う」と納得した様子を見せた。裁判員全員のメッセージとして裁判長から語り掛けられた「あなたのように不遇な少年時代を過ごした人のために社会貢献していけば、被害者遺族に気持ちが届くかもしれない」との説諭も含め、「一般の人の視点だと感じた」という。  半面、裁判員裁判について「市民感情が入れば、刑は重くなるに決まっている」と指摘。「自分のずるい面から考えれば、プロ(裁判官)だけの方がいい」と、複雑な思いも口にした。  被告が弁護人の隣に座る例が多い裁判員裁判で、佐々木被告は法壇の正面に着席した。「無実なら弁護人の隣に座るが、自分は罪を認めていたからだ」と説明した。  控訴については「すっきりした形で刑を確定させたい。窃盗の裁判が終われば、殺人の控訴を取り下げようと考えている」と真意を明かした。併合罪関係にある両事件が分離審理されたことでは「よく分からないが、一緒に審理してもらえればよかった」と述べた。  佐々木被告は公判前、「正直に話したくても話せなくなる」として、取り調べの録画・録音に反対する手紙を河北新報社に送っていた。公判で裁判員に「いま一番会いたい人は」と問われると、取調官の名前を挙げた。  佐々木被告は「手紙に書いた思いは今も同じ」と語った上で、「腹を割って話すのは簡単ではない。取調官は自分を一人の人間として見てくれ、諭してくれた」と信頼感を強調した。

 このような考え方の人や、被告人は少なくないように思われます。むしろ一般的なのかもしれません。

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2009年11月07日

<時効>長期間経過すればするほど、証拠が散逸するばかりか、被告人のアリバイなどの立証は困難になる。

東京新聞:時効見直し 慎重論にも耳傾けて:社説・コラム(TOKYO Web)
 法務省の勉強会が七月に最終報告書で時効廃止を打ち出したのも、そうした時代の変化を踏まえた結果だろう。  確かに犯罪から一定の期間を経過すれば処罰されない時効は、被害者や遺族にとっては、犯人の「逃げ得」に映り、不条理感が強い制度であろう。時間がたっても処罰感情は薄れず、やりきれぬ思いが募るのは十分に理解できる。  しかし、反対論が根強いことにも留意せねばならない。死刑にあたる罪の時効は二十五年だが、長期間経過すればするほど、証拠が散逸するばかりか、被告人のアリバイなどの立証は困難になる。自分の記憶さえ定かでないのだから、十分な防御活動が不可能となろう。

 考えさせられるところのあるご指摘ですが、犯人性が定かでない事件とそうではない事件の違いというのもあると思います。

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2009年10月25日

あまりにひどい裁判、悲憤に声を震わせ号泣/押尾学被告(31)の初公判

「死亡女性の父号泣…押尾被告と怒りの初対面」:イザ!
 あまりにひどい…。押尾学被告(31)の初公判で、一緒に薬物を服用して死亡した田中香織さん(30)の父(61)が傍聴し、公判後に会見した。娘の死に関与した不倫男と初対面で“法廷初対決”となった父。押尾被告の身勝手な証言や行動、新事実の数々を目の当たりにして大きなショックを受けた様子で、悲憤に声を震わせ号泣した。



 さらに、傍聴した感想については「判決がまだ先なので何も言えないが、(裁判で明らかになった事実などが)こんなにひどいことやとは思いませんでした」と険しい表情。「押尾被告の誠意や謝罪を感じましたか」という質問には「そんなことは考える余裕がないが、それ(謝罪)はなかった」と振り絞るような声で語るのが精いっぱいだった。

 この日、遺族は両親と香織さんの弟夫妻が岐阜県から上京したとみられ、父だけが傍聴。「娘が亡くなったことについては、いまだ深い悲しみが消えない」という遺族の心情を綴った文書も報道陣に配布した。さらに、その中で報道各社が香織さんの実名や写真を報じることについて「真実の報道が目的なら」という意向を初めて示したほか、「もう少し早く適切な医療措置が講じられていれば、娘が亡くなることはなかったのではないか」と綴った。

 押尾被告の裁判はあくまで薬物使用に関することが主体だが、警視庁は香織さんに対する保護責任者遺棄致死容疑を視野に押尾被告の聴取を続行中。遺族は、その立件に祈るような期待を寄せている。



 内容も乏しい上、求刑も軽く、即日結審とは少々意外でしたが、この薬物事件の公判で検察の追求が乏しいほど、関連した保護責任者遺棄致死罪での追求、立件の可能性が高まるという専門家の見方もテレビで報道されていました。報道眼組ミヤネ屋をずっと観ていましたが、裁判所前から落合弁護士が番組終了までインタビューに答えるかたちで解説をしていました。遺族の側に立った視点というのは余り感じられませんでしたが、被告人の証言の不合理さについては問題視されているように感じられました。

 落合弁護士に関しては、慎重に言葉を選んでいるという印象もありましたが、公益の代表者である検察官を11年務めた経験もおありのためか、やはり市井におもねない、公益的な観点というものを感じました。市井(しせい)というか市民の関心も高い事件のはずなので注視し参考にしていきたいところです。



 どうもネット上では被害者に対して同情的ではない声が多いようです。それだけ落ち度が大きいということでしょうか。しかし、死にかけた娘を見殺しに放置され、被害者所有の携帯電話を捨てられるなど証拠隠滅の形跡もうかがえるのです。

 無関心でいられる人は、それだけまっとうに生きているのかもしれませんが、法によって守られるべきなのは人の生命の危険のはずです。

 いったん悪の道に踏み込んでしまえば、仲間内で見殺しにされても仕方がない、というような不文律が、さほど重視もされず暗黙に容認されているような気もしました。有名人の事件であり他の事件とは違うところに注目が集まりそうですが、死人に口なしの裁判であることを含め本質的な問題が他にありそうな気がします。

 昔、ジョントラボルタが主演の「パルプフィクション」という映画がありましたが、ヤクザの親分の情婦が子分役のトラボルタと薬物の使用を初め死にかける場面がありました。それだけありがちな危険なのかもしれませんが、日本の判例でも似たようなケースで保護責任者遺棄罪が成立しています。

 判例に言及した報道というのも見かけていませんが、前例に関わりのない大きな問題をはらんでいる事件ということなのかもしれません。

 起訴された場合、裁判員制度の対象となり、最高で20年の懲役刑ということです。今回の薬物裁判は早々に判決が出そうなので併合罪とはならず、被告人にしてみればより不利な処罰を受けることになるのかもしれません。

 薬物裁判で執行猶予が付いた場合どうなるのかはわかりませんが、そのあたりも検察は計算した上で、訴追を進めているような気がします。


 追加で書いているうちに、落合弁護士のブログにこの事件に言及した記事がアップされていました。専門家の視点、法的観点としてわかりやすく説明されているので、引用させていただきます。

六本木ヒルズ周辺には、日赤、慶応、慈恵医大等々、医療施設がいろいろとあって、早期に適切な医療措置が講じられれば、救命できたのではないかという印象を強く受けるものがありますね。違法な薬物を使用していて、119番通報がためらわれた可能性が高いように感じますが、そんなことを言っている場合ではなく、切迫した事態において、この被疑者の自分勝手で薄情な人間性が露呈してしまったのではないかという気がします。 ただ、刑事事件というのは、人間性を裁くものではなく、あくまで構成要件にあてはまり犯罪が成立するかを厳密に見るべきもので、関係者の供述だけでなく、上記の記事にあるような解剖結果や専門家の意見も踏まえた上で、保護義務があったと言えるか、生存に必要な保護をしなかったと評価できるか、そういった点の故意が認められるか、死亡との間の因果関係があるかといった諸点について、慎重な検討が行われる必要があります。 上記のような記事に接すると、事件として、そろそろ重大な局面が迫りつつあるのではないかという印象も受けるものがあります。 http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20091025#1256434574

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2009年10月18日

「ポリちゃん想定問答集」、そんなふざけたタイトル、関与はない

asahi.com(朝日新聞社):JR脱線事故、事情聴取用に「ポリちゃん想定問答集」 - 関西交通・旅ニュース
 JR宝塚線(福知山線)脱線事故をめぐり、JR西日本の担当者が、事故の捜査をしていた兵庫県警の事情聴取が始まる前に、対応マニュアルを作成していたことがわかった。「ポリちゃん想定問答集」と名づけられていたという。また、取り調べを受ける社員らに対して、事故の関係資料や社員の供述内容をまとめたメモを配っていたことも判明。捜査当局は、社内で口裏合わせをした疑いもあるとみている。

 JR西によると、「ポリちゃん想定問答集」は、同社の安全運行に携わる担当者が作成した。この担当者は社内の調べに対し「自分の頭の整理のために会社の公式説明などをまとめた」と説明しているという。問答集は、神戸地検が同社を昨年10月と今年5月に家宅捜索した際に、押収した資料の中に含まれていたという。

 JR西は「いつごろ作られ、どのような内容だったのかは資料が押収されているので詳しくわからない。そんなふざけたタイトルは個人資料だったからであり、組織的な関与はない」と説明している。


 思わず、漫画のタイトルかと思ってしまいました。警察もずいぶんと舐められたものですが、検察の捜索で押収されたという経緯も気になるところです。もっとも、同社の安全運行に携わる担当者に、警察と検察の区別がなかったということも考えられますが、「会社の公式説明をまとめた」と言っている作成者に対して、会社の側が「そんなふざけたタイトルは個人資料だったからであり、組織的な関与はない」と説明しているあたりも、人間性を含めた問題の根が深いのかもしれません。


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 次のような報道もありました。ずいぶん印象も異なる気がします。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/314027/

妻と妹を亡くした浅野弥三一さん(67)=兵庫県宝塚市=は、調査を社外に託しているJR西の姿勢を批判し「組織ではなく幹部の問題。なぜ幹部間で自己分析ができないのか。そんな鉄道会社では先が思いやられる」と話した。

 一方、事故捜査に絡みJR西が神戸地検や兵庫県警の聴取を受ける社員に対し、事前に資料を配布していた問題で、資料には聴取を終えた社員の供述内容をまとめたメモも含まれていたことが判明。メモは弁護士にも配布していた。これとは別に、個人で自分用に資料を作成し「ポリちゃん想定問答」などといった名称を付けていた社員がいたという。

 佐々木社長は「会社としてこう答えるよう指示したことはない」として、口裏合わせはなかったとの認識を示している。


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2009年10月17日

「被疑者国選弁護人」制度が今年5月、本格的に導入

被疑者国選弁護人制度:起訴前から容疑者に国選弁護人 利用14倍、釈放例も /京都(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
10月16日16時1分配信 毎日新聞  ◇5月から本格導入 「拘置の運用、厳格に」  起訴される前の捜査段階から容疑者に国費で弁護士がつく「被疑者国選弁護人」制度が今年5月、本格的に導入され、起訴前の弁護士の活動が盛んになっている。弁護人の請求で京都地裁が拘置を取り消し、釈放される事例も相次ぎ、弁護士からは「容疑者の拘置が厳格に運用されつつある」と変化を評価する声が上がっている。【熊谷豪】  自費で弁護士をつけられない人のため、起訴された後の被告には国選弁護人がつけられていた。だが「権利を十分に理解できないまま警察の取り調べを受け、不本意な供述調書に署名させられる」との指摘があり、被疑者国選弁護人制度はまず、殺人や強盗致傷などの重大事件を対象に06年にスタート。今年5月21日に傷害や窃盗、詐欺などにも対象が拡大した。

 被疑者段階での弁護活動が活発化しているという話は知っていましたが、「被疑者国選弁護人」制度が今年5月から始まっていたとは知りませんでした。落合弁護士のブログは、ほとんど毎日欠かさずに訪問しているのですが、関連記事を見ることもなかったと思います。たまたま見落としていたのかもしれませんが。
 起訴されるかどうかは運命の分かれ目にもなるので、これはずいぶんとありがたい制度です。それまでなかった方が不思議なぐらいですが、裁判員制度といい弁護士さんの負担は大きそうです。これも弁護士の大幅増員の一因だと思いますが、そういえば、このところ、大幅増員に対する弁護士からの批判も下火になっているのか、インターネットでも関連記事を見かけることがありません。ロースクールの志願者が激減していることも関係あるのか、などとつらつら想像してしまいます。  病気も同じですが、問題は早期発見、適切な対処が、のちのちの負担の低減や事態の悪化を防ぐはずです。そう考えるとやはり今までなかった方が不思議というより不可解ですが、警察の取り調べが最優先されていたということでしょうか。

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このような風潮を大企業が率先「社員聴取前に資料配布 供述口裏合わせか」

「JR西、社員聴取前に資料配布 供述口裏合わせか 福知山線事故捜査」:イザ!
 JR福知山線脱線事故の捜査で、JR西日本が兵庫県警や神戸地検からの聴取を受ける社員に対し、事前にJR西がまとめた資料を配布していたことが17日、分かった。同日、JR西が兵庫県伊丹市のホテルで開いた事故被害者に対する「おわびの会」で明らかにした。JR西はこれまで、捜査には「全面的に協力している」としていたが、事前の口裏合わせの疑いもあり、神戸地検は「供述内容の指導にあたる可能性がある」と指摘している。

 JR西日本というのは、想像しがたいぐらい大きな会社で従業員の数も多いのだと思いますが、おおっぴらに資料を配付しては、露見する可能性も高かったのではと思います。内部告発があったのかもしれませんが、このような風潮を大企業が率先して行ったことにこそ社会的な問題がありそうに思われます。
追記:2009-10-18_00_36  落合弁護士のブログで知りましたが、資料は神戸地検が家宅捜索した押収物に含まれていたそうです。落合弁護士が引用した記事には同社を家宅捜索、とあるのですが、家宅といえば民家を想像しがちで違和感が感じられます。

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2009年10月14日

事件は検察が用意したシナリオで進んだ

「出版・ブログ…佐藤栄佐久被告、積極的に“無罪”発信「戦いは現在進行形だ」」:イザ!
 著書は「知事抹殺−つくられた福島県汚職事件」(平凡社)のタイトルで9月に発売された。参議院議員から知事に転身した経緯や、東京地検による捜査、有罪に至るまでが触れられている。特に捜査段階での検察側とのやりとりを詳しく描き、「全く身に覚えがない。事件は検察が用意したシナリオで進んだ」などとしている。出版後にはジャーナリストを招いて地元の郡山市内のホテルで講演会を開いた。

 また、最近になって、自身のインターネットサイトを開設。更新回数こそまだ数えるほどだが、サイト内のブログでは、「(知事を辞してから)3年間はあっという間に過ぎ去った」「戦いは現在進行形だ」などと検察との戦いを続けることを宣言している。

 いろいろ参考になりそうです。

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取り調べ可視化 法務省に勉強会(落合弁護士のブログ)

2009-10-13 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」
取り調べ可視化 法務省に勉強会
今までは勉強していなかったので、民主党政権が成立してあわてて勉強をはじめる、ということでしょうか?今になって、論点整理とか諸外国の制度の検討など、笑止千万、という気がします。

上記の記事に出てくるようなことは、民主党政権が成立してもしなくても、もっと早く調査、検討しておくべきもので、法務省という役所は、そういうことを行うためにも存在しているのではないかと感じるのは、おそらく私だけではないと思います。

可視化の議論はかなり前から活発に繰り返されてきていて、単に反対するだけでろくに勉強もしてこなかった法務省の怠慢は厳しく批判されるべきでしょう。

 怠慢といえば、橋下大阪府知事のメールの問題の内容を考えてしてしまいます。


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posted by hirono at 05:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 捜査・取り調べ