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2010年04月27日

hippy hippy shake



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2010年04月25日

検察のサポーターと化したメディアが疑惑を煽り、・・・・検察は暴走していく

『検察が危ない』を読んで - 江川紹子ジャーナル - BLOGOS(ブロゴス) - livedoor ニュース
  •  検察のサポーターと化したメディアが疑惑を煽り、国民が検察に過剰な”期待”をし、検察はその期待に煽られる。煽りが煽りを呼ぶ中、検察は暴走してい く……その構図は、今も続いている。

  • ゼネコン汚職の時に限らず、特捜事件となればメディアは大きく取り上げる。むしろ検察に先行して、疑惑を書き、疑惑を語り、世論を盛り上げる。検察を激励し、時に叱咤もしてみせる。
  •  検察を軍隊、司法記者クラブを従軍記者に喩えているのは、その根拠を読むと実に適切だと納得。このような関係があるので、検察を「正義」として賞賛する報道ばかりが溢れ、人々の”特捜信仰”がますます強くなっていく。特捜検察の問題は、メディアの問題でもあるとつくづく思う。
  •  他に本書が指摘している特捜検察の問題点で印象に残ったのは、
  • (1)起きていることは複雑なのに、事件のストーリーを単純化させる
  • (2)一人ひとりの検事が主体的にものを考えるのではなく、仕事環境がむしろ思考停止に追い込んでいく
  • (3)検察全体の問題であるにもかかわらず、不法な取り調べの問題は個人の検察官の不祥事に矮小化され、教訓が若い世代に引き継がれない
  • ――という点など。
  •  どれも、記述は具体的。筆者が検察出身だけに、その論は説得力がある。郵便不正事件の村木厚子・厚生労働省元局長の裁判を傍聴していると、一つひとつうなづいてしまう。ただ筆者は、守秘義務に抵触しないよう、そうした点に関しての具体的な記述は新聞記事や他人の著作をうまく引用するなど、工夫をこらしていて、執筆中の苦労がしのばれる。
  •  筆者は、特捜検察の捜査こそ、まず可視化をすべしと主張。私もこれに強く同意する。
  •  また筆者は、特捜部に多数の検事を常時配置している今のあり方にも疑問を呈しているが、特捜部解体も検討してみるべきではないかと考え始めている私は、この部分も大きくうなづきながら読んだ。
  •  メディアに登場する元検事は、基本的に今の検察のやっていることを肯定的に説明する人ばかりという印象だが、郷原氏のように、法律家として検察はいかにあるべきか、という視点で語ってくれる人が、ようやく現れたのだな、と思う。
  •  郷原氏の検察批判は、アンチ検察ではない。その言動の出発点には、検事という仕事への誇りと愛情がある。単に内部の事情に通じているというだけでなく、自分が長く携わった仕事への強い思いがあるからこそ、彼の著作物は多くの人の共感を呼ぶのではないだろうか。
  •  本書は、今後、検察がいかにあるべきかを、一人ひとりが考えるための材料をたくさん提供してくれている。

  •  国民が「特捜信仰」から解き放たれて、自ら考えるための一冊。とりわけ、この信仰の布教者となっているマスコミの方々には、ぜひ読んで欲しい。


posted by hirono at 10:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 検察

逆鱗に触れたら二度と会見に出られなくなるという伝説の恐怖の記者クラブ

突如検察庁の会見が公開されることに??|堀江貴文オフィシャルブログ「六本木で働いていた元社長のアメブロ」by Ameba
全国の検察庁会見を開放=記者クラブ外にも−最高検

司法記者クラブといえば、検察庁の超秘密会見を唯一聞く事が出来、彼らの逆鱗に触れたら二度と会見に出られなくなるという伝説の恐怖の記者クラブであるが、その記者クラブ以外にも検察庁が大盤振る舞いで会見を開放するというのだ。

首相官邸の会見が開かれれば、それは全国の官公庁をはじめとした公的組織にその流れは広がると、記者クラブに詳しいジャーナリストの上杉隆氏は言っていたが、図らずもその通りになりそうだ。しかし氏はtwitterでこう呟いている。「これまでも東京地検特捜部は最高検の方針を無視したことがある」と。上意下達がきっちりやられる官僚組織としては意外であるが、特捜部の取調べを受けたことのある筆者としては、あまり意外でもない気がする。


posted by hirono at 10:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 検察

本人だけの問題として収められてしまったら、看護師を取り巻く環境は一向に改善されない

「“殺人ナース”が抱えたストレス 白い巨塔で一体何が…」:イザ!
 4月7日には京都地検が「看護師として常軌を逸した行動について容疑者の心的側面が起因している疑いがある」として京都簡裁に鑑定留置を請求し、認められた。京大は4月13日、木原容疑者が12日付で看護師を辞職したと発表した。

 鑑定留置に関して、院内からは賛同の声が多く聞かれる。ある関係者は「ちゃんと精神鑑定で調べてほしい。ストレスなら誰だって、感じているが、それだけで殺人を起こすとは到底考えられない。木原容疑者の犯行は、何らかの精神的な疾病による行動かもしれない」と推測する。また、「京大病院の労働環境が今回の事件を生み出したと結論づけるのは早急だ」との本音も聞かれる。

 会見で任和子看護部長は「夜勤帯は少ない人数でもあるし、患者さんの病態の変化は予測がつかない。若手看護師が、きちんと適応できるように力を入れている」と強調した。しかし、実際には京大病院は看護師のメンタルヘルスに特化した独自の取り組みは行っておらず「まだまだ不十分」と厳しい評価をする専門家も多い。

 看護師のメンタルヘルスなどを行う「東京メンタルヘルス」で役員を務める武藤収氏は「事件がきっかけで、看護師のストレス問題や労働環境に対して国民が関心を抱くようになった。しかし、精神鑑定によって、本人だけの問題として収められてしまったら、看護師を取り巻く環境は一向に改善されない」と警鐘を鳴らす。さらに「『ストレスから殺人は起こらない』と断言する人もいるが、同じような例はこれまでにもたくさんある。病院は責任を逃れようとしているように思える」と、病院の対応を批判する。

 今回の事件が起こった一端には、変わってしまった「患者と病院の関係」を指摘する声もある。

 京都府立医大病院の産業医は「年々、患者が病院を過信する傾向が高まり、病院側は小さなミスでも患者から訴えられるという不安を常に抱えるようになった」と指摘。「責任逃れのために、院内の人間関係が殺伐として、心が病み、このような犯罪が起きるのも自然なことだ。今後、再発を防止するには、患者との関係から変えていかなければならない」と話している。


posted by hirono at 10:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会

「検察は刑事責任を問う以上、正確な証拠に基づいて過失を判断している。審査会も同様であるべきだ」

「「ともに泣く検察」実現できず JR西の歴代3社長が強制起訴」:イザ!
「検察は刑事責任を問う以上、正確な証拠に基づいて過失を判断している。審査会も同様であるべきだ」。慎重に言葉を選びながらも、この後、再審査に移る審査会に異例ともいえる注文をつけた。

 ある地検幹部は捜査の結果を覆した「民意」への戸惑いを「これだけの事故なんだから、経営トップは起訴されるべきだという結論ありきだ。起訴をする機関が、われわれとは別にできたみたいだ」と話した。


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宮崎刑務所:受刑者虐待、記録も改ざん 職員5人書類送検 - 毎日jp(毎日新聞)

宮崎刑務所:受刑者虐待、記録も改ざん 職員5人書類送検 - 毎日jp(毎日新聞)
2010年4月24日 10時29分

  •  宮崎刑務所(宮崎市)は23日、受刑者を収容した保護室の室温を上げて虐待し記録を改ざんしたとして、幹部職員5人を特別公務員暴行陵虐と虚偽公文書作成容疑で宮崎地検に書類送検した。このうち元処遇部長の男性(当時55歳)は事件の捜査中に自殺している。福岡矯正管区は元処遇部長を除く4人と当時の畑江裕二所長(57)を懲戒処分にした。
  •  福岡矯正管区が昨年11月に、不適正処分の疑いがある別のケースを調査中に発覚。元処遇部長は、取り調べを受けていた今年3月2日に遺書を残して自殺した。調べに「明らかな虐待だったので、分からないように記録書を作り替えた」などと供述していたという。

  •  福岡矯正管区の国吉高虎・第1部長は「組織ぐるみととらえられても仕方がない。非常に申し訳ない」と話している。【川上珠実】



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弁護士が自己破産 負債3億円…未処理の依頼20件 : ニュース : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

弁護士が自己破産 負債3億円…未処理の依頼20件 : ニュース : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
村上弁護士は1975年、弁護士登録。2003年、依頼者に高利の手形割引先を紹介し、高額の報酬を請求したとして2か月業務停止になるなど、02〜08年に計4回、同弁護士会から懲戒処分を受けた。管財人らによると、業務停止処分後、依頼が減少。不動産運用の失敗もあった、という。
(2010年4月23日 読売新聞)


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事件放置、無断で控訴取り下げ… 京都弁護士会が弁護士に退会命令 - MSN産経ニュース

事件放置、無断で控訴取り下げ… 京都弁護士会が弁護士に退会命令 - MSN産経ニュース
2010.4.23 16:14

  • 京都弁護士会は23日、受任した訴訟を放置したり、無断で控訴を取り下げたりしたなどとして、同会所属の谷角浩人弁護士(51)を退会命令の懲戒処分にしたと発表した。処分は21日付。
  • 谷角弁護士は懲戒委員会などの審査に「体調不良で出頭できない」と回答したという。16年と20年にも、事件を放置したとして業務停止6カ月などの懲戒処分を受けた。


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2010年04月23日

最高検:検察の開放度アップ!? 来月以降、全国の地検で定例会見

最高検:検察の開放度アップ!? 来月以降、全国の地検で定例会見 - 毎日jp(毎日新聞)
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最高検:検察の開放度アップ!? 来月以降、全国の地検で定例会見

 最高検は22日、全国の地検で定例会見を実施し、雑誌やフリーランスの記者などの参加を認めると発表した。社会的関心の高い事件では臨時会見を開き、同様に参加を認める。同日付で全地検、高検に通知し、5月以降の実施を目指す。各地検の会見は閉鎖的という批判があり、総務省の実態調査でも開放度が最も低い「D」ランクと判定されていた。

 最高検によると、定例会見は、各地検の広報担当である次席検事が毎週か隔週で実施、事件処理や地検の取り組みなどを説明し、質疑応答も行う。臨時会見は、重大事件の逮捕、起訴、判決時などに次席や担当部長が開く。従来はほとんど実施されていなかったテレビカメラの冒頭撮影も認め、高検でも同様に臨時会見を開く。

 会見の参加者は、日本専門新聞協会、日本雑誌協会、日本インターネット報道協会などの会員のほか、外国記者登録証の保持者や活動実績のある記者を想定しており、各地検が地域の実情に応じて決める。登録手続きは各地検のホームページなどで告知する。
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2010年04月22日

もすかう

YouTube - もすかう


 「めざせモスクワ」は、30年近く前の曲になりそうです。
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2010年04月21日

「「回避できた可能性も」宮城・石巻3人殺傷で検証報告」:イザ!

「「回避できた可能性も」宮城・石巻3人殺傷で検証報告」:イザ!
 宮城県石巻市の民家で2月、3人が殺傷された事件で、竹内直人県警本部長は21日「もう一歩踏み込んだ対応をすることで、最悪の事態を回避できた可能性は否定できない」などとする検証結果を県議会に報告した。

 県警は現場から拉致された南部沙耶さん(18)や家族から、交際相手だった元解体工の少年(18)=殺人容疑などで逮捕、観護措置中=の暴力について、昨年2月以降、12回にわたって相談を受けていた。

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2010年04月20日

日野OL不倫放火殺人事件

日野OL不倫放火殺人事件

 そういえば、ずいぶん前にそんな事件があったかな、という記憶でしたが、これを読んで初めて内容を知りました。

posted by hirono at 12:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会

2010年04月18日

[重要] 「勤務ストレスでうつ」 元児童相談員が北広島市を提訴−北海道新聞[道内]

「勤務ストレスでうつ」 元児童相談員が北広島市を提訴−北海道新聞[道内]
勤務中のストレスなどでうつ病になったのに、公務災害として認定しなかったのは違法だとして、北広島市の家庭児童相談員だった女性(50)が、市に対し、公務外認定処分の取り消しと930万円余りの損害賠償を求めて札幌地裁(石橋俊一裁判長)に提訴した。第1回口頭弁論が16日、同地裁で開かれ、市側は「対応・手続きに問題はなく、勤務とうつ病の因果関係も明らかでない」として、請求棄却を求めた。

 訴状によると、女性は1999年、北広島市の非常勤職員として雇用され、家庭児童相談室の相談員として勤務。虐待やいじめなど、相談員にとっても精神的に負担となる相談に1人で対応し続けたことで2005年夏にうつ病症状が現れ、翌年うつ病と診断された。

 女性は07年に退職し、公務災害の認定を求めたが、市の審査会は請求を棄却した。

 原告代理人によると、05年度の児童福祉法改正で、国の児童相談所が受けていた不登校や発達障害の相談が自治体の業務として明文化され、相談件数が急増。多くの自治体が複数の相談員を配置し対応しているという。

 法廷で女性は「相談員の仕事は非常にストレスが強い。法改正後の05年度の相談件数は、それまでの4割弱増の968回。心の負担に配慮した司法判断を」と訴えた。

 よくあることですが、数日前に読んでいました。知ったのは「ボツ2ネタ」。
 今読み直して、気がついたのですが、単純に広島県と勘違いしていました。北海道なんですね。そういえば思い出しました。昭和60年に長距離トラックの仕事で行ったことがあり、その北広島市(恵庭市か千歳市だったかも)の近辺でポテトチップスのお菓子を積んで、秋田市内まで運んだことがありました。
 先日観た「mother」という児童虐待をテーマにした印象的かつ衝撃的なドラマの舞台も同じ北海道の室蘭でした。室蘭にはその前年になるのか昭和59年の7月に根室の花咲港に行った時の通過点でしたが、夜景や街並みがとても素晴らしく最も印象的な街でした。新日鉄の大きな工場があり、潤った街に思えましたが、ポテチを積んだところは周囲に民家もほとんどなく、大自然の真っ只中という印象でした。それだけ住む人の生活も厳しそうに思えました(実際は札幌市のベットタウンなのかもしれません)。

 2chの掲示板で、ドラマの虐待が数年前の秋田県での虐待死事件を連想させる、というような書き込みを見て、なるほどと思い出したということもあります。
 さらに、テレビで印象的な場面のひとつに、栄養失調状態の女の子が、家の中でポテチを見つけ、必死に袋を開けようとするが、力が足らず袋を開くことができないという箇所がありました。同じく、先生のアパートで、煎餅かクッキーのようなものをもらい、その半分をかわいがっていたハムスターに食べさせたあと、物凄い勢いで貪り食うという場面もありました。

 どういう事なのか、放送された翌日ぐらいから、ドラマのビデオが無料で見れるようになっています。ただし、拡大すると画質が極端に落ち、音質もよくない感じです。このドラマの特徴は、ストーリーや役者さんの卓越した演技のみならず、ものすごく美しい画像の風景だと思いますし、掲示板等でもそのような評価がたくさん寄せられていました。
 全体的にカットされた部分は多くないのですが、上記二つの場面がそれぞれ含まれておらず、自分がカットされていると気がついたのもこの二つの場面だけでした。とにかくこの怜南/継美役の芦田愛菜には圧倒されました。5歳ということですが物凄い表現力です。末恐ろしい女優という評価も散見されます。

 全体的には見た感じ、悪く言えばとろい感じのする子役ですが、上記二つの場面では、ダイナミックで素早い迫真の演技をするのです。天性というものだと思いますが、もっと大きな運命的なものも感じます。ちなみに室蘭の地球岬のことも連想してしまいました。

 ついでに書きますと、同じ頃北海道には数回行ったことがあり、半月ほど生活した経験もあるのですが、当時、本州とは隔絶したような貧富の格差を肌で痛感しました。例えば、札幌市内で古い映画にしか出てこないようなボンネット付きの大型トラックが走っている姿をみたり、具体的な給料水準の低さにも驚きました。今回の映画の場面でも怜南の家のそばにトタンの塀があり、陸の孤島、寒村といえそうな能登半島でも、すっかり記憶から消え去っていた40年ほど前の風景でした。

 昔、憧れて行った北海道ですが、その大自然の素晴らしさも、新たに思い起こさせてくれたドラマでした。海岸線の国道から見えた室蘭付近の夜景は幻想的なぐらいで、今でも強烈に脳裏に焼き付いています。自分は長距離トラックの仕事で北海道を除き、ほぼ全国を巡りましたが、一番素敵な風景だったと思っています。

 このドラマ第一話の数多い名場面の中でも、自分が一番印象的で気にいったのが夜行列車北斗星に乗り込む場面だったのですが、これも掲示板の中で、ひとつだけ、銀河鉄道999みたいだったという書き込みがあり、なるほどと思うと同時に、室蘭の夜景も、銀河系の宇宙の世界みたいだったという印象が蘇りました。

「裁判員裁判」元年を終えて: 法と常識の狭間で考えよう

「裁判員裁判」元年を終えて: 法と常識の狭間で考えよう
 今後、無罪主張事件についての審理の長期化と裁判員への負担が懸念される。

 以上に述べたように、「裁判員裁判」元年を振り返ると、裁判員裁判という初めての試みが必ずしも順調に進んでいる訳ではなく、問題が山積していることが分かる。被告人にとっては、「壮大な実験」に付き合わされている訳であるが、これまでの刑事裁判と比較して不利な扱いを受けていないか、被告人・弁護人の防御権が侵害されていないかが問われなければならない。

 全国での裁判員裁判第1号の事件の被告人による量刑不当による控訴を東京高裁は、12月17日に控訴棄却で退けている(毎日新聞2009年12月17日)。高等裁判所は、今後も量刑不当を理由とする控訴を原則として認めない方針であり、現に、検察官は上級庁の方針を受けて、これまで一件も控訴していない。その結果、一審中心主義が徹底され、被告人の上訴の権利が事実上奪われているとも考えられる。

 いずれにしても、「裁判員裁判」元年の結果をきちんと総括した上で、この制度のあり方について不断に検証しながら、問題点を早期に解消する必要がある。

 久々に、訪れたブログです。デザインのスタイルは変わっていますが、「法と常識の狭間で考えよう」というタイトルは、2005年当時から変わっていないように思います。また、私のブログ(Hatena::Diary)からのトラックバックも受けてくださっていたように記憶しています。


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posted by hirono at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 裁判員制度

以下「裁判員法」という)」の全部を日本国憲法(以下「憲法」という)に違反するものと思料する。

2010-01-31 - 弁護士 Barl-Karthによる peace-loving 日記
意見書

平成22年1月29日

新潟地方裁判所 刑事部 御中

弁護人 弁護士 郄(高)島 章

強制わいせつ致傷

被告人 XXXXX

 上記被告人に対する頭書被告事件につき,以下のとおりの決定を求める。

申立ての趣旨

 本件について,裁判員及び補充裁判員を選任せず,本件を裁判官3名の合議体で審判する。

との決定を求める。

申立ての理由

 当弁護人は,「裁判員の参加する刑事裁判に関する法律(平成16年法律第63号,以下「裁判員法」という)」の全部を日本国憲法(以下「憲法」という)に違反するものと思料する。その理由は次のとおりである。

1 憲法80条1項違反

 裁判員法の定める裁判員制度は,一般国民に裁判官の権限を持たせて裁判に参加させる参審制の一種であるが,憲法には第6章「司法」その他に参審制についての規定が全くなく(陪審制についても同様)裁判官の任命方法,任期,身分保障等について専門の裁判官のみを予定しているところから,憲法は参審制すなわち裁判員制度を容認するものではないと解するのが相当である。

 特に,裁判員法によれば,裁判員(補充裁判員を含む。以下同様)はくじで選ばれた裁判員候補者を母体として,その中から具体的な事件ごとに,くじその他の方法により選任されるが,裁判官とともに裁判に関与し,評議においては裁判官と同等の評決権を有するとされているから,裁判員は,実質的には裁判官に他ならない。このことは,憲法80条1項の「下級裁判所の裁判官は最高裁判所の指名したものの名簿によって内閣でこれを任命する」との規定に明白に違反する。

2 憲法37条1項違反

 裁判員は,その氏名も住所も公表されず,判決に署名もせず,判断に全く責任を問われることのない者であり,しかも裁判外の情報により判断を左右する裁判員がいることは避けられず,このような者が参加した裁判所は,「憲法37条1項が被告人に保障する「公平な裁判所」と言うことはできない。

3 憲法76条3項違反

 評議に関する裁判員法67条によれば,裁判官3人の意見又は裁判官2人(裁判官3人の中の過半数)の意見よりも,裁判員らの意見が多数のゆえで優越する場合がある。例えば,裁判官3人が有罪の意見であっても,裁判員5人が無罪の意見であれば結論は無罪となり,裁判官2人が無罪の意見であっても裁判官1人裁判員4人が有罪の意見であれば,結論は有罪となる。これは,裁判官が裁判員の意見に拘束されることを意味し,憲法76条3項の「すべて裁判官は,その良心に従ひ,この憲法及び法律にのみ拘束される」との規定に明白に違反する(この規定にいう「法律」には,違憲のものが含まれないことは当然である)。

4 憲法32条違反

 憲法32条は,「何人も,裁判所において裁判を受ける権利を奪はれない」と規定する。この規定に言う「何人も」のなかには刑事被告人も含まれるが,ここに言う「裁判所」とは,憲法第6章「司法」その他の規定に適合したものを意味することは当然である。ところが,裁判員法の定める裁判員の参加した裁判所は,以上に述べたように憲法に違反するものであり,しかも,裁判員法上,被告人はこのような裁判所の裁判を拒否し,裁判官だけによる裁判を求めることはできないから,裁判員法は,憲法32条の保障を侵害するものという他ない。

5 裁判員候補者及び裁判員等の基本的人権の侵害

 国民は,基本的人権として自由権,苦役に服させられない権利,思想及び良心の自由,信教の自由,財産権の不可侵等が保障されている。裁判員法は,裁判に参加したくない者を含めて国民に裁判参加を義務づけているものであり,この点も違憲という他ない。

6 結論

 以上から,裁判員法は,その全部が憲法違反であるから,本件を裁判員によって審理することは相当ではない。したがって,本件については裁判員を選任せず,裁判所法26条の規定に従い,裁判官3人で構成する合議体で審理することが相当である。


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posted by hirono at 16:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 裁判員制度